本年度のボランティア活動

 今年度は,当初から校外へ出向く形でのボランティア活動が難しいため,本校では校内でできることを生徒自らで考えて行動に移すという形で,ボランティアを行っています。ここでは,マスク作りボランティアを紹介します。
 新型コロナウイルス感染症が拡大する中,マスクを作って地域の小学校・公民館・福祉施設などに届けようというボランティア活動を企画しました。立候補したボランティアリーダーが会議を重ね,材料費集めのための募金,材料の調達,マスク・キットの作成,一般ボランティア(マスク作りスタッフ)へのキットの配布と指示,完成品の回収・整理,各施設との交渉等について打ち合わせを重ね,その計画に沿って活動を進めています。現時点では,完成品を整理して施設へ送る準備をしています。
 ボランティアリーダーの代表加藤眞唯さんは「苦労したのは,一般ボランティア募集です。HRでの呼びかけだけでは人数が足りず,校内を巡回して呼びかけを行いました。人のため何かできるということにやりがいを感じ,自分たちで考えて行動することで成長を実感でき,充実した時間を過ごせました。」と感想を語っています。この活動は,生徒たちにとって授業では得られない貴重な体験となっています。