「LGBTQ啓発かるた」が完成しました!

教育学部志望者を中心とした48期・49期生の有志が、「山陽学園大学のボランティアサークルあい」の皆さんと共同で、「LGBTQ啓発かるた」を作りました。8月から月に1回程度の制作会議を重ね、取り札の絵、読み札の文言(英訳付き)や、理解を深めるための説明文などは、全て大学生・高校生のオリジナルです。読み札の英訳には外語系志望者の皆さん、絵のデザインには美術部の皆さんにも協力してもらいました。

 このかるたは、小学校の授業などで教材として使っていただくことを想定して作っています。3月6日には岡山市立豊小学校6年生のクラスで、大学生がこの教材を使った啓発活動を行い、芳泉高校代表生徒4人がその様子を見学に行きました。

 3月17日、全員揃って最後の制作会議が開かれました。大学生からは6日に実践した指導案のねらい等について、見学に行った高校生代表からは当日の児童の様子や、担任の先生からいただいたコメントなどを報告しました。どちらの報告も、鋭い気づきが多く含まれた素晴らしい内容でした。

 大学生のリードのもと、高校生有志も熱心に取り組んで互いにアイデアを出し合いながら、前例のない教材を完成させることができました。その過程では、教材開発や授業実践に対する学びを深めることもできました。ここでの学びを今後の進路にも活かしてほしいと思います。なお、今回の実践の内容は、3月27日に岡山大学で開かれたE-PBL AWARD ZEROでの発表の中でも紹介しました。

 

※かるたの実物は、芳泉高校図書館にも寄贈しています。また、かるたの PDF データを希望する方にお渡しすることができます。詳しくは「山陽学園大学ボランティアサークルあい」で検索してください。