【土曜オープン講座】『画像解剖学で学ぶ保健学科放射線技術科学専攻』を開講しました

11月8日(土)、土曜オープン講座『画像解剖学で学ぶ保健学科放射線技術科学専攻』を開催し、岡山大学 学術研究院 保健学域 より、福井亮平先生と2名の学生さんを講師としてお招きしました。
今回のテーマは「放射線」。医療現場の専門的な世界に触れる貴重な機会となりました。
講座の前半では、福井先生から、診療放射線技師が医療にどのように貢献しているのか、最先端の画像診断技術の役割など、放射線専攻の魅力について専門的なお話をしていただきました。
その後、実際のレントゲン画像を使って、提示された画像から「病変がどこにあるか」を探し出すという、非常に実践的な内容のワークがありました。生徒たちはグループで画像を見比べ、「どこだろう?」と活発に議論を交わしていましたが、その難易度の高さに頭を悩ませる姿も多く見られました。 しかし、福井先生から解説を受け、病変の箇所が示されると、「なるほど」「こんな風に写るのか」と驚きや納得の声が上がりました。難しい課題であったからこそ、生徒たちの知的好奇心が大いに刺激されたようでした。

講座の後半は、岡山大学の学生さん2名による講演でした。 学生さんからは、ご自身の大学生活の具体的なお話や、大学受験を乗り越えた際のエピソードなどが率直に語られました。年齢の近い先輩からのリアルな体験談に、生徒たちは真剣な眼差しで聞き入っていました。 医療の専門的な内容だけでなく、大学での学びや将来の進路について具体的に考える、非常に有意義な時間となりました。 福井先生、そして学生の皆様、貴重なお話とご指導をいただき、誠にありがとうございました。

